目を閉じて象をなでる

雑談ではギリギリ出てこないような思いつきとか、考えなどを。全体としては人生を祝福する方向性でまとめていきます

半年ぶりの更新がうどんかよ

・うどん屋(カウンターのみ)で料理が出てくるのを待っていたら、やたら饒舌なおっさん客が「こういう限定を出すと売れると思うよ」というオリジナルメニュー案を自慢げに店主に提案しており、店主も適当にあしらえばいいのに「それを出すとしたら◯◯(店名)まで食べに行かなきゃいけないけど、今は休めなくて・・・」などと真面目に返していて、大変そうだった。でも、こんな客は日常茶飯事なんだろうな。

 

・SNSではしばしば、「神経質すぎる/偏屈すぎる飲食店の店主」がよく嘲笑されているけれども、年間数万人の客を相手にしたら誰だってそうなるだろと思う。いや、飲食店だけではなく、プロたるもの、もっとも深くコミットするクライアントとの関係性は門外漢から見たらヘンなものに見えるのだろう。

 

・うどん屋の店主はしばらくおっさんの戯言を聞いていたが、それが途切れた瞬間にさっと俺の方に移動してきて、通常よりお待たせしちゃうんで天ぷら1個サービスしますね!と言った。ちなみに、別にぜんぜん待たなかった。でかいなす天が乗っていた。繁盛してほしい。リンクを貼ったらうどん屋じゃないらしい。

tabelog.com

 

でけー

ワークライフバランス

・字面を見れば見るほど実態のない言葉だなぁと思う。

 

・今日は久しぶりにゆっくりと原稿を読むことができた。熱意があり、発見がある原稿。至福。

 

・本でいう20ページくらいの分量を2時間かけて読むので、速読の超対極なのだが、その代わり脳に根付く。

 

・と、書くと、まるで「脳に根付く」ことが特別なメリットであるかのように錯覚しそうになるが、そもそも本を読むなら根付いたほうがいいに決まっている。でも市場の論理からすると、とっとと忘れてもらったほうが次々と消費してもらえるわけで、速読をもてはやす価値観もけっきょくはそこに根ざしているのだなぁと思った。

 

・でも、コンテンツをつくるものとして上記を完全に否定はできないわけで、だからこそ「労働の必要上やっていることが、たまたま資本主義に抵抗していました」くらいの温度感が心地いいのかもしれない。

岩倉スペシャル

・私は日々リマインダーをいくつか設定している。そのうちのひとつは、毎晩23時に「思いつきを10分だけ書き殴る」というもの。しかし見事にずぅっとシカトしていたのだが、さっき「10分くらいなら続けてみるべきだよな」と思い、とりあえず今日から忘れなければ10分間、ノンストップで思いつきを書いていこうと思う。

 

・習慣化のコツはハードルを下げることで、たとえば「プランク2分」であれば朝と夜に1分ずつやればいいだけなので、多忙を言い訳にすることはできず、事実、続く。

 

・ところで今日、医者が「最低限、健康のために気をつけていること」を仕事で聞く機会があった。

 

・答えは「毎日、8000歩は歩く」だった。歩く。いいですよね。俺も歩くの大好き。歩くのが好きでよかった。でも本当に大事なのはやっぱ食事らしい。外食は塩分が高い・・・

 

・という話を聞いた帰り、松屋牛めしを食べる。店内の雰囲気が他の牛丼チェーンと違ってデッドすぎてビビる。みんな貧乏揺すりしてるし、スピーカーから聞こえるJ-POPの音質が悪すぎるし、なんか臭いし、牛めし中盛り+生卵で730円もしてビビった。でも栄養成分表でぜんぶ公開してて、そこは偉い。塩分3.5gなら外食としては及第点なのでは。岩倉スペシャルで食べたから塩分は追加されたわけだが。

 

・牛丼は吉野家一択とはいえ、岩倉スペシャル、俺は好きです。味変を愛する族であればわかってもらえると思う。

 

・以上を書くのに普通に30分かかった。

長期休暇、つまるところ、おこがましくあらねばならない

・直島に数泊。きわめて良かった。そこここにアートがあり、自分も何かを作りたくなった。おこがましいことだが・・・・

 

・てか、おこがましいって何だ?と思い調べたら、身の程しらずだ、と出て、身の程しらずって何だ?と思い調べたら、自分の分際をわきまえないこと、と出て、分際って何だ?と思い調べたら、社会における(それほど高くない)身分・地位、と出た。要するに、社会が人に与えた位置を越える行為を戒める言葉なのだなと思う。うぜ〜

 

・つまるところ、おこがましくあらねばならない。

 

・船で移動中、白人の老夫婦の夫のほうが読んでいる本を横目で見て調べたら、イエール大学出版部の科学史の難しい本だった。その船の移動する先は豊島という島で、そこもたいへんよかった。なんかコミューンを想像させた。

 

・本土で見たことないバッタがいたり、カニと戯れたりした。浜辺に打ち寄せる水がきれいだった。

部屋のドアを開けた瞬間これ!



・牛肉のたっぷり入った丼を食べた。UMEEEEEEEEEEEEEE!!! いつも思うが、牛肉というのは凄い。みるみる活力が出る。なんか牛肉食べたあと特有の高揚感ってありませんか? 栗原康がいきなりステーキに行ったときのコラムが好きだから、その影響もあるのかも。

 

・2ヶ月後に出す本のタイトル考案。1時間で考え、15分で会社OKが出た。

 

・もっと先に出す本のタイトル考案。50時間以上考え、会社に持っていくことすらできていない。(資本主義テーマの本です)

 

・出ない。いろいろな人に相談もした。しかし出ない。というか、「これしかない!」というのが出ない。ひとつ確実なのは、普通に考えて出るタイトルはすべて考え尽くした、ということ。そこで目線を変えることにした。本の中で伝えたいことのごく一部を増幅するという目線の変え方。

 

・するとひとつふたつ出てくる。本のタイトルというのは詐術だなぁとつくづく思う。12万字とかあるテキストを1行で言うのだから。

 

・家から出てなさすぎて、ケンタッキーの4ピース食べ比べパックみたいなやつが1700円くらいして衝撃を受けたことくらいしか真新しい話題がない。

 

・あと最近、夜はサム・ゲンデルとサム・ウィルクスの音楽をずっと聴いている。

 

肉はすげーすげー

 

俺しか書けない記事

・所要で連日、新宿へ行く。その中で見たポスターがなんともいえずよかったので、思わず撮影。とりあえずトレンドっぽいものを押さえた(でも最先端ではない)デザインから繰り出される「のど自慢大会」というワード、そしてゲストの面々。新宿三井ビルディングに入っている会社のなかから、歌声に自信ニキ、自信ネキを集めて競わせるということ? なんで? なんでhitomi? なんで東京女子流? でもhitomiの歌声いいよね。このポスターを見て20年ぶりくらいにいちばん有名な曲を脳内再生したけど、好きだわ。東京女子流もいいよね。まだ活動してるんだ。10年前にTIFに行ったとき、1ミリもアイドルのことはわからなかったけど、曲がいいなぁ、と思ったのが東京女子流だった。どうでもいいけど、そのとき一緒に行った年上の会社の同期、いま何してるかなと思って、それっぽいワードで調べたら新宿区の議員になってた。

 

・昼『日清食品をぶっつぶせ』読む。僕は「有名ラーメン店の味を再現したカップ麺」が好きではなく、それを買うならカップヌードルカップ焼きそばを買う派なのだが、やっぱり日清食品としても「本物に近づけると埋もれる、むしろスナック感を維持することでユニークでい続けることができる」という哲学があるらしい(もちろん、そうでないセクションもあり、そこはそこで本物に近づける努力をしているのだろうが)。

 

・ウルフを夜に5ページ読む。文学は偉大だ。

 

・井上新八『続ける思考』読む。等身大の自己啓発という絶妙なラインをちゃんと書ききれており良かった。僕は僕のような凡人が超人の思考をトレースすることを害悪だと考えているので、「正しい努力」とか気にすんなと言ってもらえると元気が出る。

 

このあとシェイクシャックを食べた。店に森三中の人がいた。

 

高校野球、死、人生で美味かったもの

プロ野球は好きで高校野球はぜんぜん好きではない。松坂とか田中マー級のプロ即戦力選手ならともかく、そのへんの高校生が130キロ投げてるアマチュアスポーツを見て何が楽しいのかよくわからない。母校だったらわかるが・・・。あとBGMとしてもわかる。あの吹奏楽と実況と金属バットの音を聞いていると、夏だなぁという感じがする。

 

・この日までに原稿が書けなかったら担当編集が死ぬ、と考えれば書けますと言われたので、死にますので書いてくださいと答えた。

 

・中本のカップ麺のスープにご飯と卵とチーズと納豆と刻み海苔とホアジャオを入れて食べたら美味かったのだが、それをガツガツ食っている最中に、いきなり大学の卒業年を思い出した。というのは、もしかしたら卒業に必要なラスト単位を落としたかもしれず、心配すぎて担当教員にメールをして、その返信メールが来たときシラフでは見ることができず、とりあえず近くのセブンまで行って、ビールと中本のカップ麺を買ってきて、まずビールをコンビニ前でがぶ飲みし、酔っ払った状態で、ええいままよ!とメールをクリックしたら「大丈夫です。卒業できます」と書いてあって、ああああああああーーーーー〜〜ーー良かった〜〜と思いながら最高のほろ酔い状態で帰宅、中本のカップ麺を食べ、おまけにご飯を入れて食べたら天国の食べ物のように美味く感じたことを思い出したのでした。