目を閉じて象をなでる

雑談ではギリギリ出てこないような思いつきとか、考えなどを。全体としては人生を祝福する方向性でまとめていきます

お前まだその土俵上がれねぇだろ(2023.12.18)

30分だけなら充てられるかもしれない

 家酒をやめて起床時間を1時間早めてから、もうすぐ3週間。体調のよい自由時間がずいぶん増えたはずなのだが、ぜんぜん何もできていない。ていうか本すら読めていなくてヤバい。やれよ! 読めよ! 吹けよ風! 呼べよ嵐! というわけで「とりあえず手を動かす」ための助走としてブログを書く。まぁめちゃくちゃに忙しくて何もできなかったんだけど・・・1記事30分で書く。30分を超えたらその時点で終了。

 

伝説の編集者に学ぶ

 見城徹『たった一人の熱狂』を読む。村上龍坂本龍一が好きな人ならまず知ってる伝説の編集者である。怒涛の根性論と男臭い義理人情のパワーが詰まったパンチラインの数々。石原慎太郎の原稿を取るために、『太陽の季節』全文を本人の目の前で暗誦してみせ、それを実現してしまう。「とてもバカにできない」という感覚と、それでもちょっと笑ってしまう感覚の両方を覚える。すでに書いたように、根性と義理人情がこれでもかと強調されるんだけど、結局のところ、名だたる大物たちが見城徹にみたものは「愛嬌」だったのではないかとも思う。すごいんだけどなんか笑っちゃう人、はいつの時代もきっと強い。ただしSNSには向かない。事実、見城徹のアカウント炎上して消えたし。

 

それでは、すごくもないし笑っちゃうようなところもない自分はどうすればいいのか? 

 とかなんとか、つい思ってしまうわけだけど、現実の仕事はもっとディテールの組み合わせでできていて、そこすらちゃんとしてないのに愛嬌で悩んでも仕方ないのだとつくづく思う。現実のなんと粛々としていることか。具体的にいうと、さっき自分は非常に重要なメールを下書きフォルダに入れたまま送っておらず、そのおかげでけっこうヤバいことになっているんだけど、まさかこんな歳になってまでこんなキュートなミスをやってしまうことに驚いている。なんとかならなかったらどうしよう。エヘヘ