目を閉じて象をなでる

雑談ではギリギリ出てこないような思いつきとか、考えなどを。全体としては人生を祝福する方向性でまとめていきます

低気圧の気分も休みのときはわりと好き(2023.2.5)

 有給をとった。ソファーに寝っ転がってアルヴァ・ノトをかけながら横向きの視界に映る雪をえんえんと眺めていると、無為だって充実なのだと久々に思えて少し気分がラクになる。ここ3ヶ月くらいやたら追い立てられるような気分が続いていたのだった。その気分も、状況というより甘ったれた自分がつくりだしたもので、というのは「追い立てられている気分というのは、自分に残されたさまざまな可能性を同時に検討しているから起きるものであり、その意味で向上心があると言えるわけで、だから俺はまだ無限の可能性があるはず」というものだったから、そんなもんないほうがいいに決まっている。夜は妹尾河童のレシピでピエンロー鍋を食べる。椎茸と白菜と肉。素朴でうまい。まっとうなメシという感じがする。でももしTwitter上で「素朴な味わいの鍋レシピです」みたいな、正直な紹介のされ方だったらたぶん試していないだろうと思う。ディテールは忘れたけど、このレシピも「鍋の概念が変わる」みたいなバズ文法に乗せて流れてきたのを試してみようと思ったのだった。不感症は確実に進んでいる。タイトルはAIがつけました。

ぴえん