目を閉じて象をなでる

雑談ではギリギリ出てこないような思いつきとか、考えなどを。全体としては人生を祝福する方向性でまとめていきます

タイ料理での絶望から見える市井の真実

 AIが勝手につけたタイトルです

 

◆寝不足の状態で「落下の解剖学」を観に行き、案の定30分くらいぐっすり眠ってしまう。映画館で寝たのなんて初めてじゃないか? ハッと目を覚ましたら法廷のシーンだった。本当は法廷のシーンなんて大好きなのに、なぜ揉めているのかよくわからなくて自分にガッカリした。感想なんて言いようもない。そのあと入ったタイ料理屋でよくわからない太麺の辛くて油っこい焼きそばを食べたら、30分後にこの世の終わりくらい腹を壊して、何もかも救いようがなかった。ここ2ヶ月めちゃくちゃ仕事してて追い詰められていた反動がズドドと出たのだろう。そう、めちゃくちゃ頑張って本を作ってたのです。聞くところによると、著者が担当編集=僕の発狂を心配していたらしいが、発狂するほど真面目でないので大丈夫ではあるものの、今回も各方面に迷惑をかけまくりながら校了した。反省したいのだが暇がない。作った本を売るためのイベントを仕掛けなければならない。マスコミを呼ばねばならない。気づかれなければ存在しないのと同じことだ。

 

◆一方で、存在するけれど気づかれない、という領域も大事にしたい。このブログをさしたる理由もなく書き続けていることとか。誰に取ってもどうでもいいというあり方もまたよし。そもそも長らく市井とはそういうものだったのだと思う。

 

◆池袋の高い階で新しい企画の打ち合わせ。新しい企画の打ち合わせはいつも楽しい。一生新しい企画の打ち合わせだけしていたい。この日は主に「楽しいゲームってどう生まれるか」という話。打ち合わせが終わって次の打ち合わせに向かいながら、やっぱ遊びと仕事ってかなりの部分トレードオフなんでないかい、と思った。そのようにしてつらく、くるしい2ヶ月間を私は過ごしたのです。